Introduction of an artist(アーティスト紹介)
画家人物像
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ジャン=オーギュスト・ドミニク・アングル
Jean-Auguste Dominique Ingres
1780-1867 | フランス | 新古典主義





新古典主義最後の巨匠と呼ばれるフランスの画家。王立美術アカデミー会員であった父より素描の手ほどきを受け、1797年ダヴィットのアトリエに入門。1806〜1824年までイタリアでラファエロ作品などルネサンス美術を学び、誇張表現と官能性のある古典的理想を描いた。ロマン主義自体に批判を抱き、ロマン主義偏重のサロンをも批判したが、サロンでの不評を買い、歴史主義に陥るが、没後、フランスアカデミズムを代表する画家として、後世に多大な影響を与えた。
Description of a work (作品の解説)
Work figure (作品図)
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グランド・オダリスク

 (La Grande Odalisque) 1814年
91×162cm | 油彩・画布 | ルーヴル美術館(パリ)

新古典主義最後の巨匠ジャン=オーギュスト・ドミニク・アングルが34歳の時に描いた代表作『グランド・オダリスク』。主題は当時流行したオリエンタル趣味≪オダリスク≫で、皇帝ナポレオンの妹であるナポリの王妃カロリーヌの依頼により描かれたが、制作途中で帝政が崩壊した為、数年の後に画家自身の手によってサロンへ出品された経緯を持つ。女性美を輝く肌と優雅な曲線を用い、デフォルメされた抽象的表現で描かれた本作だが、発表時は調和や統一性、形式美、理知などが尊重された時代だった故、そのいびつな背中と伸びきった腕を持つ裸婦の姿に、当時の評論家から多大な非難を受けたものの、人体構造的にはあり得ない伸びきった背中や太過ぎる腰・臀部・大腿部は、アングルが美を追求した末に辿りついた表現として、現在は同画家の大きな特徴として認識されている。画家は若い頃、修行で訪れたローマでルネサンス芸術に触れ、特に巨匠ラファエロの影響を強く受け、この裸婦の顔つきもラファエロの傑作≪若い婦人の肖像(ラ・フォルナリーナ)≫の影響と思われる表現が本作には用いられている。

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【全体図】
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