Description of a work (作品の解説)
2004/09/13掲載
Work figure (作品図)
■ 

我々はどこから来たのか,我々は何者か,我々はどこへ行くのか

 (D'ou venons-nous? Que Sommes-nous? Ou allons-nous?) 1897年 | 139×374.5cm | 油彩・麻 | ボストン美術館

後期印象派の代表的な存在にして象徴主義の先駆者、画家ポール・ゴーギャンの画業の集大成とも言える大作『我々はどこから来たか,我々は何か,我々はどこへ行くか』。本作にはゴーギャンの人生観やこれまでの世界観が顕著に示される。画面右から左にかけて人間の生から死までが描かれており、画面左端の死を恐れる老婆の先に、本作が言葉では理解されない(超える)象徴として白い鳥が描かれた。果実を取る女はエヴァを模したとも考えられている。ゴーギャンが描き続けたタヒチの人々を通じ、光り輝く強烈な色彩と単純化・平面化した人体で画家の人生観を表現した。ヨーロッパ文明を否定しタヒチへ旅立ったゴーギャンは、この地で特有の色彩はさらに装飾的になり、人間の内面と本質を探求する作品を描いている。画面左部分に配される祭壇マラエに祭られる創造神タアロアはタヒチ神話における至高存在である。自分自身の姿に似せて人間を造ったが、その影はクジラあるいはホオジロザメであると云われている。また月の女神ヒナと解釈する説も唱えられている。


【全体図】
拡大表示
果実を取る女。エヴァを模したとも考えられている。ゴーギャンが描き続けたタヒチの人々を通じ、光り輝く強烈な色彩と単純化・平面化した人体で画家の人生観を表現した。



【強烈な色彩で描かれる人物】
ヨーロッパ文明を否定しタヒチへ旅立ったゴーギャンは、この地で特有の色彩はさらに装飾的になり、人間の内面と本質を探求する作品を描いた。



【こちらを見つめるタヒチの女性】
画面右部分に配される三人の娘。画面右から左にかけて人間の生から死までが描かれており、画面左端の死を恐れる老婆の先に、本作が言葉では理解されない(超える)象徴として白い鳥が描かれた。



【画面右部分に配される三人の娘】
祭壇マラエに祭られる創造神タアロア。タヒチ神話における至高存在。自分自身の姿に似せて人間を造ったが、その影はクジラあるいはホオジロザメであると云われている。また月の女神ヒナと解釈する説も唱えられている。



【創造神タアロア】

Salvastyle.com 自己紹介 サイトマップ リンク メール
About us Site map Links Contact us

homeInformationCollectionDataCommunication
Collectionコレクション
作品イメージ