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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術ピーテル・パウル・ルーベンス (Rubens,Peter Paul)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2005/10/01掲載
【全体図】
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サムソンとデリラ (Samson and Delila) 1609年
185×205cm | 油彩・板 | ロンドン・ナショナル・ギャラリー

ルーベンスの代表作『サムソンとデリラ』。イタリア滞在からの帰国直後に当時のアントワープ市長ニコラス・ロコックスのために制作された本作の主題は、カナンを奪回して間もないイスラエルの民を、ペリシテ人などの他部族から救う先駆者となった怪力者サムソンが、ペリシテ人の娼婦デリラに恋をし、自らの弱点が頭髪であることを教えてしまったことから、ペリシテ人に捕まり頭髪を剃られる場面を描いた旧約聖書の≪サムソンとデリラ≫で、カラヴァッジョの影響である深い陰影による劇的な場面描写が大きな特徴のひとつである。


【頭髪を剃られるサムソン】
ペリシテ人に捕まり頭髪を剃られるサムソン。ペリシテ人に捕まったサムソンは目を抉られた後、石臼を挽かされる上、嘲笑されるが、神の力によって頭髪が伸び力が戻ると、神殿の2本の柱を破壊し、自分諸共、多くのペリシテ人を圧死させた。
【サムソンを騙し捕らえたデリラ】
サムソンを酔わせ、眠らせたところ捕らえたペリシテ人の娼婦デリラ。イタリア留学時に学んだカラヴァッジョの深い陰影による場面描写が、この劇的な一場面をより際立たせている。
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