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homeページCollection常設展示バロック美術ヤーコブ・ヨルダーンス (Jacob Jordaens)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2006/07/31掲載
【全体図】
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羊飼いの礼拝 (The Adoration of the Shepherds) 1617年頃
158×117cm | 油彩・画布 | アントウェルペン王立美術館

17世紀フランドルを代表する画家ヤーコブ・ヨルダーンスの代表作『羊飼いの礼拝』。本作に描かれる主題は、未来のユダヤの王である神の子イエスの降誕を大天使によって告げられた羊飼いたちがベツレヘムの厩へ赴き、その未来の王たる神の子の降誕を礼拝する場面≪羊飼いの礼拝≫である。ヨルダーンスは≪羊飼いの礼拝≫を主題とした作品を生涯のうちに数多く手がけおり、中でも初期作品である本作は巨匠ルーベンスが描いた同主題の作品からの多大な影響が指摘されている点などから、同時期にヨルダーンス描かれたとされるグルノーブル美術館所蔵の『羊飼いの礼拝』と共に画家の様式形成を示す資料的作品としても重要視されている。また本作に示される人工的な夜光の表現は一部の研究者から、15世紀後半に活躍した初期ネーデルランド絵画の画家ヘールトヘン・トット・シント・ヤンスの代表作『キリストの降誕』からの何らかの影響も指摘されている。

関連:グルノーブル美術館所蔵『羊飼いの礼拝』


【幼子イエスを見つめる聖母マリア】
幼子イエスを見つめる聖母マリア。本作に描かれる主題は、未来のユダヤの王である神の子イエスの降誕を大天使によって告げられた羊飼いたちがベツレヘムの厩へ赴き、その未来の王たる神の子の降誕を礼拝する場面≪羊飼いの礼拝≫である。

【あどけなさとと高い神性を示すイエス】
あどけなさと高い神性を示す幼子イエス。ヨルダーンスは≪羊飼いの礼拝≫を主題とした作品を生涯のうちに数多く手がけおり、中でも本作は巨匠ルーベンスが描いた同主題の作品からの多大な影響が指摘されている点などから、同時期にヨルダーンス描かれたとされるグルノーブル美術館版『羊飼いの礼拝』と共に画家の様式形成を示す資料的作品としても重要視されている。

【イエスの降誕を礼拝する羊飼いたち】
神の子イエスの降誕を礼拝する羊飼いたち。本作に示される人工的な夜光の表現は一部の研究者から、15世紀後半に活躍した初期ネーデルランド絵画の画家ヘールトヘン・トット・シント・ヤンスの代表作『キリストの降誕』からの影響も指摘されている。

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