【十戒の授与:出エジプト記 
20章】 
エジプトを脱出してから3ヶ月後、モーセの一行はシナイ山の麓に着いた。モーセはシナイ山へ登頂を始め、そこで神より十戒を授かる(この十戒がイスラエルの律法となった)。十戒には以下が記されていた。 
 
 
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ユダヤ的解釈 | 
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カトリック的解釈 | 
 
 
| 1. | 
ヤハウェが唯一の神である。 | 
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神の他に、なにものをも神としてはならない。  | 
 
 
| 2. | 
偶像を作ってはならない(偶像崇拝の禁止)。 | 
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神の名をみだりに唱えてはならない。  | 
 
 
| 3. | 
神の名をいたずらに取り上げてはならない。  | 
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安息日を覚えてこれを聖とせよ。 | 
 
 
| 4. | 
安息日を守る。 | 
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父母を敬え。  | 
 
 
| 5. | 
父母を敬う。 | 
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殺してはならない。  | 
 
 
| 6. | 
殺人をしてはいけない。 | 
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姦淫してはならない。  | 
 
 
| 7. | 
姦淫をしてはいけない。 | 
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盗んではならない。  | 
 
 
| 8. | 
盗んではいけない。 | 
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隣人について偽証してはならない。  | 
 
 
| 9. | 
偽証してはいけない。 | 
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隣人の家をむさぼってはならない。  | 
 
 
| 10. | 
隣人の家をむさぼってはいけない。 | 
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隣人の妻をむさぼってはならない。 | 
 
 
 
この神の顕現について、モーセ自身も神の姿を目撃しておらず、雲に隠れた声を聞くのみであった。神はモーセにイスラエル人が聖山であるシナイ山へ近寄るのを厳禁するよう命じた。 
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