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作品イメージ
homeページCollection常設展示ルネサンス芸術ヴェロネーゼ (Paolo Veronese)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2004/09/29掲載
【全体図】
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レヴィ家の饗宴 (Cena in casa di Levi) 1573年
555×1280cm | Oil on canvas | Gallerie dell'Accademia

ヴェネツィアのドミニコ会サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ修道院で起きた火災により消失したティツィアーノの作品の変わりにとして制作された、ヴェネツィア派の画家ヴェロネーゼ随一の代表作『レヴィ家の饗宴』。この作品は、元来≪最後の晩餐≫を主題に同修道院より注文されたものだが、完成した本作の主題の解釈が福音書に記されるものとあまりにかけ離れていたために、1573年宗教的審問に召喚され、直ちに書き直すよう判決が下ったが、ヴェロネーゼは題名を『レヴィ家の饗宴』と改めるだけで済ませたという経緯を持つ。≪最後の晩餐≫としての主題を考えた場合、本作は後光からもわかるよう、晩餐の最中まさに裏切り者が誰なのかを弟子に告げているキリストを描いたものだと判断することができる。大人数で構成されながらも、人物ひとり一人が細密に描かれ、かつ躍動感と臨場感に富んだ表現がされており、注目すべき点は多い。


【裏切り者を告げるキリスト】
≪最後の晩餐≫としての主題を考えた場合、左図は、後光からもわかるよう、晩餐の最中まさに裏切り者が誰なのかを弟子に告げているキリストを描いたものだと判断することができる。

【大げさに振舞う男】
≪最後の晩餐≫と解釈する場合、相応しくない一例として上げられるのが、神聖な場面におよそ似つかわしくない、派手な衣服に身を包んだこの大げさに振舞う男。

【躍動感と臨場感に富んだ表現】
ひとつの作品として考える場合、大人数で構成されながらも、人物ひとり一人が細密に描かれ、かつ躍動感と臨場感に富んだ表現がされており、注目すべき点は多い。

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