Description of a work (作品の解説)
2005/09/05掲載
Work figure (作品図)
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聖十字架伝説

 (Leggenda della Croce) 1452-1458年頃
フレスコ | サン・フランチェスコ聖堂(アレッツオ)

ピエロ・デラ・フランチェスカ最大のフレスコ作品でサン・フランチェスコ聖堂壁面に描かれた『聖十字架伝説』。数多くの聖人伝説を元に形成された伝承≪黄金伝説≫が典拠となった、イエスが架けられた十字架にまつわる物語≪聖十字架伝説≫の各場面を描いた本作は、現存するピエロ・デラ・フランチェスカの作品の中で、最も大規模に制作したものである。正面、右壁面、左壁面に描かれるのは、旧約聖書からはアダムの死、シバの女王とソロモンなどの場面が、新約聖書からはコンスタンティヌス帝とマクセンティウス帝の戦い、ヘラクリウス帝とホスロー帝の戦い、聖木の運搬、十字架の発見などの場面が描かれている。


【全体図】
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壁面右部中央に描かれた≪聖木を礼拝するシバの女王・ソロモンとジバの女王の会見(336×747cm)≫。フレスコで描かれながらも、ピエロ・デラ・フランチェスカらしい明瞭な色彩は、今なお我々を惹きつける。
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【ソロモンと会見するジバの女王】
壁面右部下段に描かれた≪コンスタンティヌス帝とマクセンティウス帝の戦い(322×747cm)≫。秩序高い空間構成に、動きに富んだ人物描写が加わることによって、画面内へ、より迫力がもたらされている。
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【戦うコンスタンティヌス帝】
壁面正面右部中央に≪コンスタンティヌスの夢(329×190cm)≫。画面上部の輝きを放つ天使と、深い眠りにつくコンスタンティヌスの細密な描写は、本場面の大きな見所のひとつ。
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【眠りにつくコンスタンティヌス】
壁面左部分中央に描かれた≪十字架の発見、十字架の検証(356×747cm)≫。大人数が配されても、画面が説明的に陥ることなく高い臨場性を示すのは、ピエロ・デラ・フランチェスカの持った類稀な力量のたまもの。
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【十字架を検証する諸聖人たち】

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