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作品イメージ
homeページCollection常設展示ルネサンス芸術グリューネヴァルト (Matthias Grunewald)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2004/10/04掲載
【全体図】
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イーゼンハイム祭壇画(Isenheimer Alter)1512-1515年頃
269×143cm | Oil on panel | Musee d'Unterlinden, Colmar

ドイツ・ルネサンスを代表する画家グリューネヴァルト屈指の傑作『イーゼンハイム祭壇画』。後期ゴシックの精神を代表する作品となった本作の典拠は、スウェーデンの聖ビルギッタ≪啓示≫、≪キリスト伝≫、黄金伝説中の≪聖アントニウス伝≫とされ、長く、同時代の画家アルブレヒト・デューラーの作とされてきたが、1844年にブルクハルトが再鑑定した結果グリューネヴァルトに帰属された。本祭壇がで最も優れた完成度を示すのが、≪天使の奏楽を伴うキリストの降誕≫を始めとした内部を構成する作品群や、外部の『キリストの磔刑』であり、各場面とも深い精神性を巧みな構図で描いている。特に新約聖書マタイ福音書に記される『キリストの磔刑』部分は痛々しいほどの残虐性と人類が背負う罪深さ、そして深い聖性を併せ持つ類稀な磔刑表現として今なお人々の心を打ち続けている。なおグリューネヴァルトが手がけた両翼の祭壇画の以外の部分で、主祭壇となる木彫り部分の『聖アウグスティヌス』『聖アントニウス』『聖ヒエロニムス』などは1505年頃N・ハーゲナウアーが制作し、プレデッラ部分の『キリストと十二使徒』部分はD・バイエルが制作した。

関連:外部各名称内部各名称最内部各名称
関連:≪外部拡大表示≫ ≪磔刑部拡大表示
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【深い精神性を描いた画面】
本祭壇がで最も優れた完成度を示すのが、≪天使の奏楽を伴うキリストの降誕≫を始めとした内部を構成する作品群。各場面とも深い精神性を巧みな構図で描いている。
関連:内部拡大表示

【磔刑に処されるキリスト】
新約聖書マタイ福音書に記される『キリストの磔刑』は、主題の磔刑に処されるキリストのほか、聖母マリア、マグダラのマリア、聖ヨハネと子羊などが描かれることが通例であった。
関連:≪外部拡大表示≫ ≪磔刑部拡大表示

【聖アントニウスの誘惑部分】
グリューネヴァルトが手がけた両翼の祭壇画のほかに、主祭壇となる木彫り部分『聖アウグスティヌス』『聖アントニウス』『聖ヒエロニムス』等は1505年頃N・ハーゲナウアーが制作し、プレデッラ部分の『キリストと十二使徒』部分はD・バイエルが制作した。
関連:≪最内部拡大表示

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