Description of a work (作品の解説)
2005/08/15掲載
Work figure (作品図)
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受胎告知

 (Annunciazione) 1430年頃
フレスコ | サンタ・マリア・デレ・グラツィエ修道院

15世紀フィレンツェ派を代表する画家フラ・アンジェリコの傑作『受胎告知』。国際ゴシック様式的な豪華で優美な特徴と、鮮やかで輝きに満ちた色彩による画家独自の敬虔で高潔な人物描写が秀逸な本作の主題は、大天使ガブリエルによる聖母マリアへの聖胎の告知を描いた≪受胎告知≫で、フラ・アンジェリコは、生涯のうちに幾度も本主題を描いているが、最近、修復作業が完了した本作は、その最高傑作として名高い。他にはプラド美術館所蔵の≪受胎告知≫や、司教区美術館所蔵の≪受胎告知≫などが有名である。神の意志によるイエスの授かりを、敬虔で控えめな態度で真摯に受ける聖母マリアの表現は、国際ゴシックの特徴を色濃く残すプラド美術館版『受胎告知』と比べて、より優雅で人間味の溢れる表現が為されている。また画面左部には、父なる神の怒りによりエデンの園を追放されるアダムとエヴァが描かれ、聖胎した聖母マリアの子イエスが、人間の救済者であることを示している。また父なる神の三位である聖霊は、聖母マリアの頭上に輝きを放ち降臨している。

関連:1430-32年頃制作 プラド美術館版 『受胎告知』
関連:1433-34年頃制作 司教区美術館版『受胎告知』
関連:1438-46年頃制作 サン・マルコ修道院版『受胎告知』


【全体図】
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聖告を受ける聖母マリア。神の意志によるイエスの授かりを、敬虔で控えめな態度で真摯に受ける聖母マリアの表現は、国際ゴシックの特徴を色濃く残すプラド美術館版『受胎告知』と比べて、より優雅で人間味の溢れる表現が為されている。



【聖告を受ける聖母マリア】
聖胎を告げる大天使ガブリエル。画面左部には、父なる神の怒りによりエデンの園を追放されるアダムとエヴァが描かれ、聖胎した聖母マリアの子イエスが、人間の救済者であることを示している。また父なる神の三位である聖霊は、聖母マリアの頭上に輝きを放ち降臨している。



【聖胎を告げる大天使ガブリエル】

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