Description of a work (作品の解説)
2007/06/21掲載
Work figure (作品図)
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モレジーの競艇

 (Régates à Molesey) 1874年
66×91.5cm | 油彩・画布 | オルセー美術館(パリ)

印象派の画家アルフレッド・シスレー、イギリス滞在時期の代表作『モレジーの競艇』。当時、熱心な収集家で著名なオペラ歌手(バリトン歌手)であったジャン=バティスト・フォールの招きにより1874年7月から4ヶ月間、イギリスへ渡航した際に画家が描かれた15点の作品の中の1点であるで本作は、ロンドン郊外のハンプトン・コートを流れるテムズ川内の島イースト・モレジーで開催された競艇(イースト・モレジー競艇)の場面を描いた作品である。テムズ川では数艇のボートによるレガッタ(複数の人数によるボートレース競技)がおこなわれており、手前の川岸にはおそらく選手であろう男たちが、奥の川岸にはそれを観戦する人々が描かれている。またテムズ川上空にはイングランドを始めとした各国の国旗が配され、風に揺られはためいている。本作の素早く荒々しい筆触や混ざり合う色彩など若き画家の野心的描写が示されているものの、ボートレースの喧騒と興奮に満ちた雰囲気や情感を見事に捉えた表現力の高さは、本作において特に注目に値する部分である。


【全体図】
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テムズ川を進むボート。本作は、当時、熱心な収集家で著名なオペラ歌手(バリトン歌手)であったジャン=バティスト・フォールの招きにより1874年7月から4ヶ月間、イギリスへ渡航した際に画家が描かれた15点の作品の中の1点である。



【テムズ川を進むボート】
ボートレースを観戦する男たち。ロンドン郊外のハンプトン・コートを流れるテムズ川内の島イースト・モレジーで開催された競艇(イースト・モレジー競艇)の場面を描いた作品である本作には若き画家の野心的描写が示されている。



【ボートレースを観戦する男たち】
風に揺られはためく国旗。数艇のボートによるレガッタ(複数の人数によるボートレース競技)の喧騒と興奮に満ちた雰囲気や情感を見事に捉えた表現力の高さは、本作において特に注目に値する部分である。



【風に揺られはためく国旗】

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