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homeページCollection常設展示バロック美術ピエトロ・ダ・コルトーナ (Pietro da Cortona)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2005/12/22掲載
【全体図】
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ピエタ (Pieta) 1620-1625年頃
不明 | 油彩・画布 | サンタ・キアラ聖堂

ピエトロ・ダ・コルトーナ初期の傑作『ピエタ』。画家が30歳以前の頃に描かれたと推定される本作の主題は、磔刑に処され死したイエスの亡骸を、聖母マリアがその胸に抱く場面≪ピエタ≫を描いたものであるが、本作でイエスの亡骸を抱くのは、天上からの使者であろう二人の天使である。トスカーナ的とも表現できる情緒溢れる背景描写や、深い陰影と鮮やかな色彩によって示される人物の感情は、当時のピエトロ・ダ・コルトーナの様式的傾向を示している。また本作は長らくその存在が忘れられており、画家の故郷であるコルトーナで1983年と極めて最近、それも偶然発見された作品で、ピエトロ・ダ・コルトーナのバロック的な様式形成の過程を研究する上で、非常に重要な位置を占める作品のひとつでもある。


【磔刑に処され死したイエスの亡骸】
磔刑に処され死したイエスの亡骸。本作の主題≪ピエタ≫は通常、磔刑に処され死したイエスの亡骸を聖母マリアがその胸に抱く場面を描くものであるが、本作でイエスの亡骸を抱くのは天上からの使者であろう二人の天使である。
【陰影と鮮やかな色彩による感情表現】
イエスの死を嘆き悲しむ聖人。画家が30歳以前の頃に描かれたと推定される本作の深い陰影と鮮やかな色彩によって示される人物の感情は、当時のピエトロ・ダ・コルトーナの様式的傾向を示している。

【情緒溢れる背景描写】
トスカーナ的とも表現できる情緒溢れる背景描写。また本作は長らくその存在が忘れられており、画家の故郷であるコルトーナで1983年と極めて最近、それも偶然発見された作品で、ピエトロ・ダ・コルトーナのバロック的な様式形成の過程を研究する上で非常に重要な位置を占める作品のひとつでもある。

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