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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術カラヴァッジョ (Caravaggio)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2006/01/24掲載
【全体図】
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ロザリオの聖母 (Madonna del rosario) 1606-1607年頃
364.5×249.5cm | 油彩・画布 | ウィーン美術史美術館

カラヴァッジョが手がけた祭壇画の代表作のひとつ『ロザリオの聖母』。本作は1606年から1607年にかけて、ドメニコ修道会聖堂のために制作された作品で、創始者聖ドミニクスが最初におこなったロザリオを用いる祈祷から、同修道会の代表的な聖母子像される≪ロザリオの聖母≫を主題に描いている。本作ではロザリオの聖母子像の伝統的な図像を配しながらも、カラヴァッジョ作品の大きな特徴である大きな赤布による画面の引き締めや、聖母子を中心に左右のドメニコ会修道士で構成される巨大な三角形の構図によってもたらされた、伝統に反する新たな祭壇画像に、画家の類稀なる才能を感じさせる。また描かれた時期については傑作『慈悲の七つのおこない』のすぐ後に制作しているとする説も唱えられている。


【画面中央に配される聖母子】
画面中央に配される聖母子。本作ではロザリオの聖母子像の伝統的な図像を配しながらも、カラヴァッジョ作品の大きな特徴である大きな赤布による画面の引き締めや、聖母子を中心に左右のドメニコ会修道士で構成される大胆で巨大な三角形の構図など、カラヴァッジョは伝統に反する新たな祭壇画像を示した。

【ロザリオを手にするドメニコ会修道士】
ロザリオを手にするドメニコ会修道士。本作はドメニコ修道会聖堂のために制作された作品で、創始者聖ドミニクスが最初におこなったロザリオを用いる祈祷から、同修道会の代表的な聖母子像される≪ロザリオの聖母≫を主題に描いている。

【大勢の信者の中に描かれる寄進者】
大勢の信者の中に描かれる寄進者。本作の描かれた時期については傑作『慈悲の七つのおこない』のすぐ後に制作しているとする説も唱えられている。

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