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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術カラヴァッジョ (Caravaggio)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2005/10/04掲載
【全体図】
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エマオの晩餐 (Cena in Emmaus) 1596年頃
141×196.2cm | 油彩・画布 | ロンドン・ナショナル・ギャラリー

カラヴァッジョ全作品中、最もよく知られる作品のひとつ『エマオの晩餐』。描かれた当時より傑作との呼び声が高く、これまでに20点以上の模写が確認されている本作の主題は、復活の日に二人の弟子がエマオに向かう道中に主(イエス)と出会い、主(イエス)だと気付かぬまま夕食を共にするも、食卓でパンを分け祝福する姿から主(イエス)であることに気付く場面を描いた≪エマオの晩餐≫で、初期作品の特徴である食卓の果物の写実的な描写や、正確な光源による光の色彩、迫真性を増す人物表現など画家の才能が余すところなく示されている。またカラヴァッジョはローマ滞在の最末期に、より伝統的な構図を用いて再度『エマオの晩餐』を描いている。

関連:ブレラ美術館版『エマオの晩餐』


【食卓でパンを分け祝福をおこなうイエス】
食卓でパンを分け祝福をおこなうイエス。本作の主題≪エマオの晩餐≫では、弟子達が気付いた後、イエスは忽然と消えたとされている。また本作は描かれた当時より傑作との呼び声が高く、これまでに20点以上の模写が確認されている。
【主(イエス)の存在に驚く聖大ヤコブ】
主(イエス)の存在に驚く聖大ヤコブ。通常≪エマオの晩餐≫では弟子は特定せず二人の弟子とされているが、本作では聖大ヤコブのアトリビュートであるが胸に描かれている。また画家は後により伝統的な構図を用いて再度『エマオの晩餐』を描いた。
【迫真性を増す人物の肉体的表現】
迫真性を増す人物の肉体的表現。主(イエス)の存在に気付き思わず身を乗り出す弟子の驚愕を見事に表現している。また初期作品の特徴である食卓の果物の写実的な描写や正確な光源による光の色彩も示される。
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