Description of a work (作品の解説)
2006/09/08掲載
Work figure (作品図)
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男の肖像(アリオスト)

 (Ritratto d'uomo (Ariosto))1510年頃
81.2×66.3cm | 油彩・画布 | ロンドン・ナショナル・ギャラリー

巨匠ティツィアーノ初期の代表的な肖像画作品のひとつ『男の肖像』。本作に描かれる人物のモデルについては、以前は誤って(当時の)イタリアの詩人ルドヴィコ・アリオスの肖像や画家自身の自画像と考えられていたが、現在ではティツィアーノの最初のパトロンであったバルバリーゴ家の若者とする説が主流である。本作の光彩を用いた巧みな精神性(心理)描写や彫塑的な力強い造形と姿勢などは若きティツィアーノの優れた力量を示すものであり、本作はこの頃描かれた作品の中でも特に秀逸な出来栄えを見せている。また画面下部に記されるTとVの文字は画家の名前(Tiziano Vecellio)の頭文字による署名である。なお本作を目撃した17世紀のオランダ絵画黄金期を代表する画家レンブラントは、自画像制作において本作の多大な影響を受けている。


【全体図】
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観者に向けられる男の視線。本作に描かれる人物のモデルについては、以前は誤って(当時の)イタリアの詩人ルドヴィコ・アリオスの肖像や画家自身の自画像と考えられていたが、現在ではティツィアーノの最初のパトロンであったバルバリーゴ家の若者とする説が主流である。



【観者に向けられる男の視線】
彫塑的な力強い造形と姿勢。本作の光彩を用いた巧みな精神性(心理)描写や彫塑的な力強い造形と姿勢などは若きティツィアーノの優れた力量を示すものであり、本作はこの頃描かれた作品の中でも特に秀逸な出来栄えを見せている。



【彫塑的な力強い造形と姿勢】

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