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作品イメージ
homeページCollection常設展示ルネサンス芸術ハンス・ホルバイン (Hans Holbein)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2004/10/19掲載
【全体図】
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バーゼル市長ヤーコプ・マイアーの聖母
(Madonna des Basler Burgermeisters Jakob Meyer zum Hasen)
1526年頃
146.5×102cm | Oil on panel | Schlossmuseum, Darmstadt

ダルムシュタット城美術館に所蔵されるホルバインが手がけた代表的な宗教画『バーゼル市長ヤーコプ・マイアーの聖母』。主題は聖母子と聖人を配する構図≪聖会話≫が基礎となっているが、本作では注文主のヤーコプ・マイアーと、その一族が配されている(マイアー自身、最初の妻マグダレーナ、ドロテア・カンネンギーサー、アンナ、亡くなったした2人の息子など)。またホルバインが1524年に渡仏した際、閲覧したと思われるラファエロの影響が随所に表れている。特にマイアーの妻マグダレーナと息子の上品な顔立ちや人物の若々しい表現などに、理想化された考えに極めて近いラファエロの影響が顕著にみられる。また作品全体を通してもそうだが、人物の感情豊かな表現や細密な描写など、肖像画家として名を馳せていた画家の溢れる才能がよく表れている。


【イエスを腕に抱く聖母マリア】
幼子イエスをその腕に抱く聖母マリア。作品全体を通してもそうだが、人物の感情豊かな表現や細密な描写など、肖像画家として名を馳せていた画家の溢れる才能がよく表れている。

【妻マグダレーナと息子】
ラファエロの影響が顕著にみられるマイアーの妻マグダレーナと息子。上品な顔立ちや人物の若々しい表現など、ラファエロ作品をモデルとする理想化された考えに極めて近い作風。

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