Salvastyle.com 自己紹介 サイトマップ リンク メール
About us Site map Links Contact us
home Information Collection Data Communication
Collectionコレクション
作品イメージ
homeページCollection常設展示ルネサンス芸術アルブレヒト・デューラー (Albrecht Durer)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2004/10/06掲載
【全体図】
拡大表示
聖母の7つの悲しみ(Sieben Schmerzen Mariae)1496年頃
189×134cm | Oil on panel | ドレスデン国立絵画館ほか

フリードリヒ賢明公の注文を受け、デューラーが25歳頃に手がけた祭壇画『聖母の7つの悲しみ』。109.2×43.3cmで描かれる≪悲しみの聖母≫部分を中心にし、≪キリストの割礼≫、≪エジプトへの逃避≫、≪博士たちと議論するキリスト≫、≪十字架を担うキリスト≫、≪十字架へのはりつけ≫、≪キリストの磔刑≫、≪キリストの哀悼≫とキリストの生涯と聖母マリアの悲しみの7場面を約63×45.5cmのサイズで描き周りに配している本作は、デューラーが1504年に手がけた初期の代表作『東方三博士の礼拝』前の宗教画作品としては最も高い完成度を示している。特に後光を背負う聖母マリアの悲観に満ちている表情は、当時本作を観る者に深い感銘を与えたとされている。また本作は中央部分≪悲しみの聖母≫はデューラー直筆とされているが、他の7つの場面については構図、色彩、タッチなどの違いから真偽を疑問視され、現在もその研究が続けられている。

関連:聖母の7つの悲しみ 各部分名称


【中央部分:悲しみの聖母】
本作で最も重要な意味と高い完成度を見せる中央の≪悲しみの聖母≫部分。後光を背負う聖母マリアの悲観に満ちている表情は、当時見るものに深い感銘を与えた。

【聖母の7つの悲しみ部分】
≪悲しみの聖母≫部分を中心に、左上から反時計周りに≪キリストの割礼≫、≪エジプトへの逃避≫、≪博士たちと議論するキリスト≫、≪十字架を担うキリスト≫、≪十字架へのはりつけ≫、≪キリストの磔刑≫、≪キリストの哀悼≫とキリストの生涯を描いた作品でもある。※左図は≪キリストの哀悼≫

Copyright (C) Salvastyle.com - ++ All Rights Reserved.