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作品イメージ
homeページCollection常設展示ルネサンス芸術アルブレヒト・デューラー (Albrecht Durer)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2004/09/01掲載
【全体図】
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1500年の自画像(Selbstbildnis von)1500年
67×49cm | Oil on panel | Alte Pinakothek, Munich

ドイツ美術史上最大の画家アルブレヒト・デューラー初期の代表作『1500年の自画像(28歳の自画像)』。当時、ガラスを用いた鏡が発明され普及したことにより自画像を描く画家が増えたが、その全てが作品中に自分を登場させる形で、画家自身の姿を単独で描く自画像を最初に制作したのがデューラーとされている(1439年画家が22歳の時に完成させた)。また自画像を描くことの意味を深く考察し、強い決意を表現したのも、またデューラーであった。その作品から5年後、27歳で再度自画像を描いているが(その作品は画家のTOPページで使用)、5年前に手がけた作品同様、若々しさに溢れているが、そこからさらに一年経ち、画家が28歳の時に描いたこの作品は、質や、そこに含まれる意味が劇的に変化を遂げ、芸術家としての使命感と意思をキリストの姿を模して描いている。なお生涯に肖像画、宗教画、版画と数多くの作品を完成・未完問わず制作してきたデューラーは、完成品にのみ、AとDを組み合わせ図案化した独特のサイン(モノグラム)を記し、現在ではモノグラムを使用した最初の画家として知られている。


【キリストに見立てた姿】
真正面を向き己をキリストに見立てた厳格な姿。画家自身の姿を単独で描く自画像を最初に制作したのがデューラーであるが、自画像を描くことの意味を深く考察し、強い決意を表現したのも、またデューラーであった。

【画家独特のサイン(モノグラム)】
上部には制作された年≪1500≫と記されている画家のサイン。生涯に肖像画、宗教画、版画と数多くの作品を完成・未完問わず制作してきたデューラーは、完成品にのみこのAとDを組み合わせた独特のサインを記した。

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