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作品イメージ
homeページCollection常設展示ルネサンス芸術ヒエロニムス・ボス (Hieronymus Bosch)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2006/03/27掲載
【全体図】
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七つの大罪と四終 1475-1480年頃
(The Seven Deadly Sins and the Four Last Things)
120×150cm | 油彩・板 | プラド美術館(マドリッド)

初期ネーデルランド絵画の中で最も異彩を放つ巨匠ヒエロニムス・ボス初期の代表作『七つの大罪と四終』。スペイン国王でヒエロニムス・ボスの熱烈な愛好者であったフェリペ二世に所蔵され、エル・エスコリアル宮殿内の自身の居住区に飾られていた本作は、元々テーブル画として描かれた円形画であり、主イエスと銘文「汝ら心せよ、主は見そなわし給う」を中央に、キリスト教において七つの大罪とされる「憤怒」、「嫉妬」、「貧欲」、「大食」、「怠惰」、「淫欲」、「傲慢(虚栄)」を円を描くように配し、その四方には「死」、「最後の審判」、「天国」、「地獄」を配した構図が用いられている。その何れもヒエロニムス・ボス特有の解釈による大胆な場面表現が示されている。主イエスの真下には「憤怒」として争う人間を、その左には2匹の犬が骨を奪い合い敵対するというフランドルの諺を引用し「嫉妬」を、その左には権力者である裁判官の収賄場面から「貧欲」を、さらにその隣にはテーブルに溢れる食物を貪る大男の姿で「大食」を、教会へ向かうべく正装した女性が眠り耽る男を起こす場面で「怠惰」を、二組の男女が音楽や道化と戯れる姿で「淫欲」を、悪魔に与えられた鏡と向き合う女性の姿で「傲慢(虚栄)」を表現している。また本作に描かれる「七つの大罪」場面の上下には、旧約聖書の「申命記」から訓戒的な引用文「彼等は思慮に欠ける民、洞察する力がない。もし彼等に知恵があれば悟るだろう。自身の行く末も悟ったであろう。(上部)」、「わたしは、わたしの顔を隠し、彼等の行く末を見守ろう。(下部)」が記されている。

関連:ヒエロニムス・ボス作『七つの大罪と四終』解説図


【主イエスと記された銘文】
主イエスと記された銘文。スペイン国王でヒエロニムス・ボスの熱烈な愛好者であったフェリペ二世に所蔵され、エル・エスコリアル宮殿内の自身の居住区に飾られていた本作は、元々テーブル画として描かれた円形画であり、主イエスと銘文「汝ら心せよ、主は見そなわし給う」を中央に各場面が展開している。
【本作の題名となった「七つの大罪」部分】
本作の題名となった「七つの大罪」部分。キリスト教において七つの大罪とされる「憤怒」、「嫉妬」、「貧欲」、「大食」、「怠惰」、「淫欲」、「傲慢(虚栄)」を、主イエスと記された銘文を中心に円を描くように配している。
【「申命記」から記された訓戒的な引用文】
旧約聖書の「申命記」から記された訓戒的な引用文。主イエスの真下には「憤怒」として争う人間を、その左には2匹の犬が骨を奪い合い敵対するというフランドルの諺を引用し「嫉妬」を、その隣には権力者である裁判官の収賄場面から「貧欲」を、さらにテーブルに溢れる食物を貪る大男の姿で「大食」を、教会へ向かうべく正装した女性が眠り耽る男を起こす場面で「怠惰」を、二組の男女が音楽や道化と戯れる姿で「淫欲」を、悪魔に与えられた鏡と向き合う女性の姿で「傲慢(虚栄)」を表現している。

【四方に配された四終部分】
四方に配された四終部分。「死」、「最後の審判」、「天国」、「地獄」と人生の終焉とその後の進む道を四場面に展開し、その何れもヒエロニムス・ボス特有の解釈による大胆な場面表現が示されている。
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