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作品イメージ
homeページCollection常設展示マニエリスムコレッジョ (Correggio)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2005/05/29掲載
【全体図】
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聖カタリナの神秘の結婚 1518年頃
(Nozze mistiche di santa Caterina)
28×24cm | 油彩・板 | ナポリ, カポディモンテ国立美術館

シエナ派を代表する画家であったベッカフーミの影響が認められる、コレッジョ宗教画の名作『聖カタリナの神秘の結婚』。聖フランチェスコ同様、聖痕を受けたとされる4世紀の聖女カタリナが、幼きイエスに婚姻の指輪を与えられる場面を描いた≪聖カタリナの神秘の結婚≫を主題とし、ベッカフーミの輝く色彩によって表現される濃厚な明暗や、左右の非対称性に代表される複雑に入り組んだ構図を受け入れ解釈しつつも、コレッジョの洗練された感覚によって独自の特徴も示している。≪聖カタリナの神秘の結婚≫とは、カタリナが聖母マリアに抱かれた幼き姿のイエスに婚姻の指輪を与えられる場面を指し、カタリナとイエスの精神的な深いつながりを示し、ルネサンス以降はよく描かれた主題である。また本作にはイエスとの婚姻的体験を持つとされる4世紀の聖女、アレクサンドリアのカタリナが描かれているがシエナでは、アレクサンドリアのカタリナと同様に、イエスとの婚姻的体験を持つとされるシエナ出身で守護聖人でもある聖カタリナ(1347-1378)がよく描かれ、その姿は修道女のいでたちで、手には十字架と百合を持ち、悪魔を踏みつけている。


【聖母マリアと幼きイエス】
28×24cmと小さな画面に描かれる敬虔な聖母マリアと愛くるしさを感じさせる幼きイエスの姿。≪聖カタリナの神秘の結婚≫とは、カタリナが聖母マリアに抱かれた幼き姿のイエスに婚姻の指輪を与えられる場面を指し、カタリナとイエスの精神的な深いつながりを示し、ルネサンス以降はよく描かれた。

【アレクサンドリアのカタリナ】
イエスとの婚姻的体験を持つとされる4世紀の聖女、アレクサンドリアのカタリナ。またシエナでは、アレクサンドリアのカタリナと同様に、イエスとの婚姻的体験を持つとされるシエナ出身で守護聖人でもある聖カタリナ(1347-1378)がよく描かれ、その姿は修道女のいでたちで、手には十字架と百合を持ち、悪魔を踏みつけている。

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