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作品イメージ
homeページCollection常設展示古典主義ニコラ・プッサン (Nicolas Poussin)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2007/02/20掲載
【全体図】
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エリエゼルとリベカ (Eliézer et Rébecca) 1648年
118×197cm | 油彩・画布 | ルーヴル美術館(パリ)

17世紀フランス古典主義最大の巨匠ニコラ・プッサン1640年代の代表作のひとつ『エリエゼルとリベカ』。ボローニャ派の巨匠グイド・レーニの『聖母マリアの少女時代(縫い物をする聖母)』に深い感銘を受け、同様に若娘を多数配した作品を望んだ画家の庇護者のひとり銀行家のジャン・ポワンテルが、プッサンへ依頼し制作されたと推測される本作の主題は、旧約聖書の創世記26-27章に記される、息子イサクの妻を捜すというアブラハムの命を受けて旅立ち、苦しい道中の末、到着したナホルの井戸端で下僕エリエゼルが、疲れを癒す水を与えてくれる女性に出会わせてほしいと神に祈ると、水を汲みに井戸を訪れていた多くの女性の中から、美しい娘であったリベカが水瓶から彼らとラクダに水を与え、下僕エリエゼルはリベカこそ神が選んだ女性であると確信する逸話≪エリエゼルとリベカ(井戸端のリベカ)≫で、レリーフ的な横長の画面構成の中で、婚姻の申し込みに立ち会う水汲みの娘らの複雑な心情と驚きの反応の素実かつ的確な表現は特筆に値する。本作で神の啓示であると確信した下僕エリエゼルは婚姻の証である宝飾をリベカに差し出す姿が、リベカは胸に手を当て貞淑にそれを受けとめる姿が描かれ、周囲へは主要人物よりやや後方に、他の水汲みの娘が多様な姿態によって情念を表しながら絶妙に配されている。この登場人物の大半が同一平行線上に描かれていることは、本作の安定的な構図を構成する上で重要な要素のひとつである。また明瞭で非常に豊かな多種色による表現や、画家の優れた絵画技量的特徴のひとつである堅実な古代的建築物によって構成された穏健で詩情的な風景描写も本作の大きな見所のひとつである。

関連:グイド・レーニ作 『聖母マリアの少女時代』


【下僕エリエゼルとナホルの娘リベカ】
リベカにアブラハムの息子イサクとの結婚を申し込む下僕エリエゼル。本作の主題は旧約聖書の創世記26-27章に記される≪エリエゼルとリベカ(井戸端のリベカ)≫で、下僕エリエゼルは婚姻の証である宝飾をリベカに差し出す姿が、リベカは胸に手を当て貞淑にそれを受けとめる姿が描かれている。

【婚姻の申し込みに立ち会う水汲みの娘】
婚姻の申し込みに立ち会う水汲みの娘ら。レリーフ的な横長の画面構成の中で、婚姻の申し込みに立ち会う水汲みの娘らの複雑な心情と驚きの反応の素実かつ的確な表現は秀逸で、他の水汲みの娘が主要人物よりやや後方に、多様な姿態によって情念を表しながら絶妙に配されている。

【水汲みの娘らが手にする水瓶】
水汲みの娘らが手にする水瓶。本作はボローニャ派の巨匠グイド・レーニの『聖母マリアの少女時代(縫い物をする聖母)』に深い感銘を受け、同様に若娘を多数配した作品を望んだ画家の庇護者のひとり銀行家のジャン・ポワンテルが、プッサンへ依頼し制作されたと推測される。

【堅実な古代的建築物】
ニコラ・プッサンの特徴的な堅実な古代的建築物。明瞭で非常に豊かな多種色による表現や、画家の優れた絵画技量的特徴のひとつである堅実な古代的建築物によって構成された穏健で詩情的な風景描写も本作の大きな見所のひとつである。

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