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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術ホセ・デ・リベラ (Josepe de Ribera)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2005/10/24掲載
【全体図】
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ヤコブの夢 (Suerio de Jacob) 1639年
179×233cm | 油彩・画布 | プラド美術館(マドリッド)

強烈な光彩による厳しい明暗法を主体とした写実的描写が主流であったホセ・デ・リベラが、明瞭な背景と力強い筆跡による大胆な構図が取り入れ、独自の世界と様式を確立した1630年代の傑作『ヤコブの夢』。本作の主題は、旧約聖書から父イサク騙し、兄エサウの相続権を母リベカと共に奪ったが、激怒した兄エサウの復讐を恐れ逃げ出した道中に天使から啓示を受ける場面を描いた≪ヤコブの夢≫で、厳しい明暗を用いながらも思想的なヤコブの姿と、幻想性を見出した光の表現は、リベラのみならず、後のスペイン美術にも多大な影響を与えた。


【思想的なヤコブの姿】
厳しい明暗を用いながらも思想的なヤコブの姿。ヤコブは天使によって天国へ導かれる階段の夢の中で、「お前が横になっているこの地を与え、お前を守ろう。お前の子孫が偉大な民族になるであろう」と、神の啓示を受けた後、ハランに住んでいた母リベカの兄で、伯父にあたるラバンのもとに身を寄せた。

【幻想的を見出した背景描写と光の表現】
幻想的を見出した背景描写と光の表現。リベラは強烈な光彩による厳しい明暗法を主体とした写実的描写が主流であったが、1630年代から明瞭な背景と力強い筆跡による大胆な構図が取り入れ、独自の世界と様式を確立した。

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