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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術グイド・レーニ (Guido Reni)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2005/11/01掲載
【全体図】
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アタランテとヒッポメネス (Atalanta e Ippomene) 1618年
206×297cm | 油彩・画布 | プラド美術館(マドリッド)

グイド・レーニが描く代表的な神話画のひとつ『アタランテとヒッポメネス』。本作はギリシア(ローマ)神話より、運動に優れた美しきアタランテと結婚するためにヴィーナスから授かった三つの黄金の林檎を競走中に投げるヒッポメネスと、その魅力に走るのをやめ、取りに向かったアタランテを描いた≪アタランテとヒッポメネス≫を描いたもので、計算された構図に配されるアタランテとヒッポメネスは彫刻のように滑らかな肌の質感と、時間が止まったかの如く整然とした描写がなされ、その運動性は身に纏う衣のみである。ナポリのカポディモンテ美術館にも同構図の作品があるが、近年は本作が原作とする説が有力視されている。


【黄金の林檎を投げるアタランテ】
黄金の林檎を投げるヒッポメネス。運動に優れた美しきアタランテとの結婚の条件はアタランテと競走し勝つことで、もし負ければ死が待っていた。アタランテは勝利を重ねたが、ヒッポメネスとの競走中、投げられた林檎の魅力に負け、ついには走るのをやめ、取りに向かったとされる。

【黄金の林檎に惹かれたアタランテ】
黄金の林檎の魅力に走るのをやめ取りに向かったアタランテ。計算された構図に配されるアタランテとヒッポメネスは彫刻のように滑らかな肌の質感と、時間が止まったかの如く整然とした描写がなされ、その運動性は身に纏う衣のみで表現された。
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