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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術バルトロメ・ムリーリョ (Bartolome Esteban Murillo)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2006/02/19掲載
【全体図】
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羊飼いの礼拝 (Adoración de los pastores)1650-55年頃
187×227cm | 油彩・画布 | プラド美術館(マドリッド)

セビーリャ派の画家ムリーリョが17世紀中期に描いた代表的な宗教画のひとつ『羊飼いの礼拝』。本作の主題は神の子イエスが降誕した夜、ベツレヘム郊外の貧しい羊飼いのところへ大天使が降り救世主が生まれたことを告げられた後、急いでベツレヘムに向かい厩の飼葉桶に眠る降誕して間もない聖子イエスを礼拝する、14世紀中期頃から盛んに描かれるようになった図像のひとつ≪羊飼いの礼拝≫を描いたもので、深い陰影を刻む光彩表現と細密な描写による場面構成などセビーリャ派の典型的な特徴が示されている。


【イエスを寝かせる聖母マリア】
降誕して間もない神の子イエスを寝かせる聖母マリア。本作の主題≪羊飼いの礼拝≫は、神の子イエスが降誕した夜、ベツレヘム郊外の貧しい羊飼いのところへ大天使が降り救世主が生まれたことを告げられた後、急いでベツレヘムに向かい厩の飼葉桶に眠る降誕して間もない聖子イエスを礼拝する、14世紀中期頃から盛んに描かれるようになった図像のひとつ。

【強い光に照らされる神の子イエス】
強い光に照らされる神の子イエス。本作では実直な明暗対比の大きい深い陰影を刻む光彩表現と、細密な描写による場面構成などセビーリャ派の典型的な特徴が示されている。
【神の子イエスを礼拝する羊飼いたち】
神の子イエスを礼拝する羊飼いたち。本作で描かれる≪羊飼いの礼拝≫の教義は神の絶対性を説いた「神は常に正しい。神を崇め、賛美なさい」。また礼拝を終えた羊飼いたちはその後、神を崇め賛美する歌を歌いながら帰路についたとされている。

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