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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術グエルチーノ (Guercino)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2006/01/03掲載
【全体図】
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マグダラのマリア (Maddalena e due santi) 1622年頃
220×200cm | 油彩・画布 | ヴァティカン宮美術館 絵画館

17世紀ボローニャ画壇の重鎮グエルチーノの傑作『マグダラのマリア』。ローマ滞在中に、コンヴェルティーテ・アル・コルソ聖堂のために依頼され描かれた本作は、イエスが埋葬されて3日の後、空となった墓石の傍らで悲観に暮れるマグダラのマリアの下に2人の天使が降臨し、主の復活を告げる場面≪キリストの復活≫の一場面を典拠とし描かれた作品で、天使のひとりはイエスの受難の象徴である磔刑時に使用された釘を、もうひとりは復活と救済を示す天上を指差している。現在、画家の研究が進み、本作はこのローマ滞在でドメニキーノら古典主義的絵画に強い影響を受け発展してゆくグエルチーノの様式の転換期を示す重要な作品として位置付けられている。


【悲観に暮れるマグダラのマリア】
悲観に暮れるマグダラのマリアと天上を指し示す天使。本作は空となった墓石の傍らで悲観に暮れるマグダラのマリアの下に2人の天使が降臨し、主の復活を告げる場面≪キリストの復活≫の一場面を典拠とし描かれた作品で、天使のひとりはイエスの受難の象徴である磔刑時に使用された釘を、もうひとりは復活と救済を示す天上を指差している。

【古典的表現のひとつである小天使】
古典的表現のひとつである小天使。現在、画家の研究が進み、本作はこのローマ滞在でドメニキーノら古典主義的絵画に強い影響を受け発展してゆくグエルチーノの様式の転換期を示す重要な作品として位置付けられている。
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